優しい空気はあなたから!

怖がるよりも、対策を!

日に日にコロナウイルスの感染者が増える中、保育園で働くみなさんは、常に「密」な状態でのお仕事をされていることだと思います。

どんなに予防をしていても、防ぎきれないこともあるでしょう。


そんな時に我が身を守るのは、普段の生活や心がけです。
不要な外出や、噂話での判断、園内での共通認識がないなどの状態は、決して良い状況とはいえませんね。

今回、優しい空気はあなたから〜コロナ差別を防ぐためのチラシを作成しました。

大きく引き伸ばして掲示したり、保護者へ配布したりしていただけるように、下記よりダウンロードできるようにしてあります。


我が身を守りながら、保育園の子どもたちがコロナや差別に苦しむことがないよう、今一度、園内で共有されてくださいね。

2020.07.29 がじゅまる情報局

ハマった子どもたちがたくさん!「ぬりえ」ってどうなの??

保育士さんから、ご質問をいただきました!

休園中やSTAY HOME の影響で、保育園の子どもたちの姿にも変化があるようですね。

Kさんの「子どもたちにいろいろなことを経験してもらって、世界を広げたい!」という声が聞こえ来るようなメッセージです。


ぬりえについて、ちょっと考えてみましょう。

創造性を失う
大人の作った絵を塗りつぶすだけ
自分の絵が書けなくなる
主体性が育たない

などと、デメリットを挙げられることが多いです。

調べてみると、ぬりえを保育園で取り入れることへの反対の意見もちらほら…


逆に…
ぬりえには

集中力や色彩感覚が育つ
運筆力が上がる
できた!と達成感を味わいやすい

などの効果もあると言われています。

そして研究論文も、様々な主張があります。


では、保育士のよりどころ。

保育所保育指針をみてみましょう。

感性と表現に関する領域「表現」
感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。

(ア)ねらい
1 いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ。
2 感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
3 生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。

保育所保育指針(3歳以上児の保育に関するねらい及び内容:(2)ねらい及び内容  オ 感性と表現に関する領域「表現」)

豊かな感性や表現する力を養い」
「いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ」
という文言を見ると、ぬりえがだめ。と、決めつけなくてもいいような気がします。


そして大人同様、子どもたちにもコロナ自粛の影響があるという視点に立って

『安心して保育園に来ることができること』

『自分で楽しみを見つけて熱中していること』

『お友達と関わるには少し時間が欲しいこと』

など、子どもの心情に注目することを忘れずに!


何より大事なのは
『子どもたちも、一緒に過ごしている保育士も、前向きに保育をたのしむこと!』

「いい、悪い」よりも、そこから世界を広げたり深めたりすることの方が、子どもも保育者も保育を楽しむことができることは、確かです。

そして、子どもがやりたくてやっているのか(子どもの意思)、時間潰しでやらされてやっているのか(大人の都合)では、大きな違いがあります。

ぬりえから始まって、

1・紙質、塗るもの(クレヨン、色鉛筆、クーピー、ペンなど)素材に広げる
2・大きな塗り絵をしてみよう
3・飾って展覧会をしてみる
4・絵の細かさを変えてみる

など、保育を広げてみるのも面白いですね。

保育士自身がぬりえをしてみることで、子どもたちがハマる理由がわかるかもしれません。

新装版 ぬり絵 花のさんぽ道―世界のうつくしい花と風景

参考資料:小田 久美子 1998 幼児の美術教育と塗り絵との接点

南九州大学 美術教育研究室 2016 子どもの絵のお話 ―自由画についてー

2020.06.11  がじゅまる情報局