公平と平等の違いって?新年度に向けて考えておきたいこと

保育の中で「平等」や「公平」については、ほとんどの保育士が心がけていることでしょう。

この2つの単語は生活の中でもよく耳にしますし、園の中で共通認識を持っておくと良い言葉の一つです。


一つ一つ意味を考えてみましょう。

図に表されているように、公平とは、同じ条件を担保するために必要な人にサポートをすることです。身長が足りず、フェンスの向こうの野球を観戦出来ない人に、台を用意すること。と言えます。

相手が大人であっても子どもであっても、必要だと思う手助けをするときは、明確な理由が必要です。

新任保育士や、保護者に対するアドバイスや手助けに、理由をもつようにすることで「お節介」や「押し付け」でなく「公平」な態度をとることができます。


平等とは、分け隔てなく同じ関わりをもつことです。図に表してあるように身長が足りず、フェンスの向こうの野球を観戦出来ない人がいた場合に、全員に台を用意することが、平等の意味です。


個別支援や配慮は、公平性を担保するための方法です。そして、公平性を担保することで、分け隔てなく平等な状態を作ることを目指しています。

「平等」と言う言葉は、みんな同じように。でもあるため、生活に困難を抱えていたり、課題を持っている場合は、平等であることが不公平になることもあります。


来週から、新年度が始まります。


権利の主張ではなく、幸せに暮らすために。

日常のことから(例えば、家事や時間の使い方など…)「公平」や「平等」について考える週末にしてみてはいかがでしょうか。

2020.03.27 がじゅまる情報局