スタンリーのお弁当箱

インド映画

今週の映画は、こちら。

【製作年】2011年
【監督】アモール・グプテ
【出演者】パルソー、ディヴィヤ・ダッタ、ラジェンドラナート・ズーチー、ディヴィヤ・ジャグダレ ほか

とにかく、子どもに関わる仕事につく人には、絶対に見て欲しい作品です。

子どもたちの健気さと知恵、いろいろなタイプの先生…
伝えたいことは山ほどあるのですが、観てのお楽しみ。にしたいので、あえて簡単なあらすじに留めたいと思います。

【あらすじ】とある事情で、学校にお弁当を持ってこられないスタンリー。昼食の時間になると、なにかしらの理由を告げて教室を抜けだします。水道水を飲んで空腹をしのいでいることに、同じクラスのアビシェークは気が付きます。アビシェークは、クラスメイトと協力して、みんなでお弁当を少しずつスタンリーに分けることにします。
ところが、何かとスタンリーを目の敵にしている、食い意地の張ったヴァルマー(国語の教師)が生徒たちの弁当を横取りしに来ます。そしてスタンリーに「弁当を持ってこられない生徒は学校に来る資格などない」と怒鳴り…。

海外映画の良さは、なんといっても

  • 感情を受け取る邪魔が少ないこと
  • 観る人によって、捉えるポイントがバリエーションに富んでいること
  • 景色が楽しいこと

とにかく、ぜひ!観てみてください。

理不尽さにのなかにある「そうだよね」に、ほっと胸を撫で下ろしたり、「いけ〜!」と叫びたくなったり…
テンポよく、たくましさとユニークさにも溢れる、カラフルな作品です。

スタンリーのお弁当箱

プライムビデオの見放題でも視聴できます!

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また、映画を活用した研修も企画しています。

学び方に決まりはありません。

楽しく、そして柔軟に、たくさん語れる学びを開発していきたいと思います。

2020.07.03 がじゅまる情報局

「誰も知らない」是枝裕和 監督

是枝裕和監督の「誰も知らない」を、15年ぶりに視聴。

1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件が題材となり、15年の構想の末に映像化された作品です。


大人たちの知らない、子どもだけの生活。

これでもか!という過酷な状況の中でも、長男が時折見せる無邪気さに救われながら、時間が進んでいきました。

そして、15年前に観たときは、なんだか人ごとで、作られたものを見ているような感覚で、そしてどこかで「フィクションであってほしい」と願ったことを思い出しました。

「観たことある!」と言いながらも、どこかで向き合うのが怖かった作品でしたが、子ども家庭福祉を学ぶ上で、改めて触れておくことにしました。


実際に観てみて「大人の関わりが一つ違えば、現実が変わっていたか」ということを題材に、授業をしてみようと思います。

時がたち、別の作品を見たら感じたことを現れたら忘れてしまうほど純粋な私ではなくなってしまいましたが、映画という媒体を通して、人間の情けなさやだらしなさの中にある、わずかな希望を探し続けたいと思いました。


2020.06.27  がじゅまる情報局