東京藝術大学大学美術館にて開催された
特別展『あるがままのアートー人知れず表現し続ける者たちー』より
今回は第2回目となります。
トゲトゲがたくさんのアート。
澤田 真一(1982年生まれ 滋賀県在住)作
芸術界のオリンピックと評される、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にも、出展された作品。
37カ国から150人以上の
アーティストが選ばれて開催され、
その中の一人に
澤田真一さんは選ばれました。
既存の教育や
アートの概念
技法にも囚われず
言葉に頼らない澤田さんは
黙々と作品を生み出していきます。
小さなトゲやくぼみの一つ一つから
澤田さんが込めた言葉たちが
伝わってくるようでした。
続いて
魲 万里絵 さんの作品。
魲 万里絵 作
目にしてすぐ
その場を離れることができる人が
いるとしたら
その心境を聞いてみたいと思うほど
インパクトのある作品。
女性の体の象徴の鮮明さと
はさみ
幾何学的な模様
そして
ビビットな色使い。
一つ一つの要素をみれば
さほど珍しいものではないからこそ
その組み合わせと
細かさ
そして全体的な迫力に
圧倒されました。
小さなペンの先に全身全霊を捧げ
作品に成っていく様子を
是非ご覧ください。
あるがままのアートvol.1
公式サイトはこちら
https://www.nhk.or.jp/event/art2020/
美術手帖
2020.010.1 がじゅまる情報局