20代の頃
「子ども主体ってなんだろう」
「一人ひとり違うっていうことはわかっているけれど、集団であることは避けられないし」
「生活の中で学んでいくと言われても、何か教えないと子どもは育たないのではないか」
と、悶々と考えていた時。
「そういうことか!!」と、なんとも言えない納得感と、出会えた喜びを感じた絵本があります。
イエペは ぼうしが だいすき

それはもう、衝撃でした。
イエペは、帽子の大好きな3歳の男の子です。
デンマークのコペンハーゲンの街で育っています。
絵本の中にイエペの日常をとらえた写真たちが次々に出てきます。
「好き」ってこういうことなのか。
「集団とか個人とか、堅苦しく考えていたな」
「保育園の中で”暮らす”って、こういうことなのか」
カチコチだった私は、イエペに教えてもらいました。
1978/12/17に出版された絵本。
40代になったイエペは、今もぼうしをかぶっているのかな?何て考えてみたりもします。
2020.01.16 がじゅまる情報局