色。イロ・いろ

普段見慣れている道路も
秋になると

絵具がそこに落ちたような鮮やかさです。

緑の茂みの中に
流れる川の水面に
仕事を終えて帰る
車のフロントガラスに。

あちこちに楽しい筆の跡があります。

ふと思い出しました。

小学生の頃。

早く絵を描きたくて
そわそわしていたら
画用紙に絵具を一滴落としてしまい…

それはそれで綺麗だな〜
なんて思っていたら

「紙が台無しじゃない!」と
先生に怒られました。

え?

何も困らないのだけれどな。
先生の紙を汚したわけじゃないし。

絵具が綺麗だと
思ったらいけないの?

怒る前に『どうしたの?』と
聞いてくれたらいいのに。

そんな気持ちになりました。


こんなことばっかりで
しっかりしないと怒られる。
と、思えば思うほど

大事なプリントを破いてしまったり

忘れちゃいけないと思って用意すると
用意した場所がわからなくなったり。


とにかく一人で
バタバタしていたのだと思います。

通知表の生活欄には
毎学期欠かさず

・おっちょこちょい
・落ち着いて生活しましょう
・忘れ物が多い 
・喋りすぎる
・もっと周りを見て行動しましょう

 などが並んでいました。


そうすると…
 どうせわかってもらえない
 責められて当然
 自分のことは自分で庇わないと

と思う気持ちが育っていきます。

そして
「困っている」ことを
ごまかすために
「その場の対応力」や「言い訳」も
身についたかもしれません。


そう考えると
自分のスキルは

目指して「つけた」ものだけでなく
世の中を生きるために身に「ついた」こと
もあるかもしれません。

赤い葉っぱの中の、わずかにある黄緑が気になって仕方ありませんでした。
そこだけまだ、暖かいのかな。

保育の中でのスキルは
専門性に直結するものもあれば
素直さや優しさなど
人間性と言われるものも多くあります。

ほとんどの場合
性格や人柄で片付けられてしまいますが
自分はどんな人だっけ?
どんな保育士でいたいんだっけ?と
考えてみることで

日々の心がけや行動が変わっていくものですね。

中部の保育園のエントランス。
1歳児の子どもたちが、お散歩で出かけた先で作った作品だそうです。
その日に飾りたいと、主任さんがミルク缶と木の枝を用意されたとのこと。
保育園にいろいろな役割の人がいることの大切さが伝わってきます。

先日
園内研修にお邪魔しました。

年3回の研修で
今回は保育環境について考える回でした。

どのようなテーマであっても
大切なことは『自分で考え』
『みんなで話し合う』ことです。

講師は「理論」をもとに
「ヒント」や「機会」を与える存在です。

「答え」は
それぞれの日々の実践の中にあります。
受講者の皆さんがそのことを承知して
自分たちで考え
答えを出していく過程を
ご一緒することも
講師の役割ですね。

ということは
子どもたちとの関わりも
大人の答えを教えたり
押し付けたりすることではないのではないかな〜

管理者と保育士さんの関係も
似たようなことがあるような気がするなぁ〜

なんて思いながら
園内研修の度に
自分の振る舞いを考える機会を
いただいています。



2020.11.21 がじゅまる情報局

どんな相談を受けていますか?

保護者支援・保育相談・職員との面談等々…

保育園には、日々多くの「話す機会」がありますね。

ただなんとなく、コミュニケーションとしてお話しすることもあれば、深刻な相談を受けることもあるのではないでしょうか。


ということで、このような表を作成しました!

保育の中の大人同士の会話の場合、「カウンセリング」的なこともあれば、ティーチングが必要な時もありますし、コーチングという方法を使って、目標に向かって一緒に進んでいくこともあると思います。(コンサルティングはあまり使わないかもしれません)


大切なのは、どれか一つの方法になってしまわないこと。

例えば、まだまだ受け止めてもらうことが必要で、聴いてもらうことを求めている保護者に対して、一方的にこちらの理論や知識を与えたところで、相手からしてみると「押し付けられている」と感じることもあります。

また、具体的な方法の提案や、やっていることを確認したい保育者に対して、「大丈夫?」「頑張っているね!」「悩んでいるの?」などと、カウンセリング的な関わりをした場合はどうでしょう。


やきもきして、もうこの人に話しても無駄だ…と思うかもしれません。


相手の状態を見極め、今何を求めているものは

 寄り添いや傾聴

 方法や考え方、情報

 一緒に考えたり、取り組んでいることの成果について確認

といった見立てをし、その人が必要としているアプローチを検討していきましょう。

間違っても、カウンセリングをしているつもりで、安易な励ましや共感からの愚痴大会になることは、避けたいものですね。


2020.01.24 がじゅまる情報局