保育士が辞める時

保育士さんの言い分

園長先生の解釈

主任の思い当たる節…


それぞれの主張があって、さらにそれは一人に一つではない。

複雑に絡み合っていて、時間が経ったら、別の理由の方が大きかった。なんてこともある。


辞める本人にしてみれば、

「辞める」という決断は、容易ではなかっただろう。

園長や主任にしてみれば、

「やめてほしくない」と思う場合もあれば、「やめて他の道を選んだ方が良いだろう」

と考えることもあるだろう。


5月の終盤となり、新任保育士が、エネルギー切れになってきている頃。

体が弱れば心が弱るし、心が落ち着かないと体調も崩しやすくなることを、先輩たちは知っている。

そこを乗り越えた人だけが、今の園で働いているかもしれない。

「保育士としての登竜門!」と言って仕舞えばそれまでだ。


しかし、人手不足の今、根性を試す方法だけでいいものか…。

令和の時代の保育士たちは、何に憧れて保育士となり、何に絶望して保育から離れていくのか。

そもそも、

・ここの園の保育が嫌なのか

・そもそも保育士の仕事自体が、性に合わないのか

・特定の誰かの一つの言動に傷ついて立ち直れないのか


その辺りを整理して、離職を決断しているのだろうか。

たとえ、やめた園の保育に絶望したとしても、保育士という仕事自体を嫌いにならないでほしいと、いつも思っている。

教壇に立っていた時の教え子たちが、目の前の現実だけに絶望せず、疑問に思ったことを置き去りにせず、前に進んでいることを、願わずにはいられない。


日中の移ろいゆく影を見つめながら、そんなことを思った、今日でした。

2019.05.22   がじゅまる情報局