『保護者支援・子育て支援』のZoom講座は「離乳食の進め方」についてのお悩みが多く寄せられました。
何故こんなに、離乳食の進めかたに心配事が多いのだろうと考えてみたところ…
お母さんたちと、保育士の時間の捉え方に大きな違いがあることを発見!
考えてもみると、本の1〜2年前まで、
「子どもと暮らすこと」どころか
「家事をすること」すら
ほとんど経験したことのなかった人が
「親」として暮らし始め
赤ちゃんのペースに合わせながら生活している。のです。
1~2年というと、
小学生で言えば1年生と3年生。
自分の人生で眺めてみると、
「その間にこれだけの成長をしないと…思うと、
なかなかしんどいなぁ」
というのが本音です。
しかも、保育園に通っているお子さんの親御さんとなると、
仕事を持っていることが大半。
子育てしながら働くことを
始めたばっかり。(まずは夜泣きに、保育園の準備に、育休からの復帰に慣れなくては…)
保育園にお迎えに行くなり、
矢継ぎ早に子育てのことを言われても、
まだ頭がパンパン!
そんな、心の声が聞こえてくるお母さん、いませんか?
きっとそのお母さんの中には、
2人の私がいて…

工夫や経験によって、一つの輪になっていくのです。
そのために支援が「保護者支援」だと思いませんか?

そんな時にやってくるのが、離乳食!
あと1年後なら、少し育児にも慣れて、
保育士さんからのアドバイスも聞けるのに…
とはいっても、
子どもの成長は待ったなし!
1年経った頃には、「イヤイヤ期」真っ只中です。
そして今回
キャリアアップ 研修の保護者支援・子育て支援のZoomで学んだこと…
育休中で受講されている
北部の保育士さんからの、
(育休中に学ぶ意欲へ、拍手!!)
『いつまで材料を計ったらいいのでしょう?』
という質問に
『人参や大根は、予め10gに切って、下ごしらえしておくと便利ですよ!』
『ちょうど、人差し指のサイズ!多少違っていても全然問題ないからね〜』
『人参2本で20g、大根1本で10g。これでお野菜3つ分♪』
なるほど。
穏やかに、そして
楽しそうに教えてくださったのは
南部の栄養士さんでした。
とっても分かりやすくて、活用できるアドバイスありがとうございます!
ということで、
宜野湾の、はごろも市場へ。
人参を購入。

早速カット!(指との比較を忘れたことが心残りです)
ほぼ、人差し指のサイズで問題ありませんでした!


これを蒸すなり、湯がくなりして冷凍。
一気に作っておけば、手間も省けますね!
霜の原因になるため、水分をしっかり切ることも大事です。
指一本の人参
という説明には、感心させられました。
そしてさらに
「他園の保育者同士が学び伝え合うこと」
に喜びと可能性を感じる時間でもありました。
今まで当たり前にやっていることを、言葉にすることで「誰かの役に立ち」「自分の成長を知る」機会にもつながります。
皆さんの振り返りシートを楽しみにしながら、明日もZoomでの講座で、楽しく学んでいこうと思います。
Eさん、咀嚼の話もありがとうございました!
皆さんの実践に支えられたキャリアアップ 研修です。
2020.10.12 がじゅまる情報局