「正解」と「最善策」

「これでよかったのでしょうか?」

「正しい方法は、他にないでしょうか?」

「正解を教えてください」

と言う質問を、時々受けます。


人間は、正解を聞いて安心して実行したいし、自分の行いが正しいかどうかを誰かに証明してもらいたいと思うものです。

けれど、保育の日々の中には「正解」はなく、あるのは「最善策」だけです。


下の表を見てみましょう。

保育の中で、チームで仕事をしていたり、子どもたちの声を聞きながら仕事をする場合、保育士の行動や物事に正解を求めることはほとんど不可能です。

みなさん自覚していなくても、どんな時も臨機応変に対応し、自ら考え答えを出しています。それがたまたま、正しいこともあれば、考えが及ばず指導されることもあります。

なぜ保育に正解がないかというと「そこで生活している人一人ひとりの考えや、思いや、習慣があって、日々変化しながら「より良い毎日」をつくっている」からです。


例えば、何かと不安を訴えてくる保護者がいたとします。

お散歩に行くときに蚊に刺されることが不安だ。
集団生活の中で、我が子が虐められたり辛い思いをするのではないか。
保育士は、子どものことをしっかりと受け止めているようには思えない。等々

この場合、保護者に
「それは考えすぎです」
「私たちはしっかりやっています」
などと伝えることは、おそらくないでしょう。

なぜそのように思うのか、保護者の立場になって考え、自分の振る舞いや、クラス運営の状態、そして子どもの言動などについて考えるはずです。

そして、保護者への説明を考え、変えるべき行動を決め、実行しているはずです。

だから「最善策」こそ必要で、その積み重ねで保育の質と、保育士の資質向上が実現できるのです!

2020年も半分が過ぎました。

明日の自分が喜ぶ1日を積み重ねながら、コツコツと自分育てをしたいものです。


2020.07.01 がじゅまる情報局 

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