「誰も知らない」是枝裕和 監督

是枝裕和監督の「誰も知らない」を、15年ぶりに視聴。

1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件が題材となり、15年の構想の末に映像化された作品です。


大人たちの知らない、子どもだけの生活。

これでもか!という過酷な状況の中でも、長男が時折見せる無邪気さに救われながら、時間が進んでいきました。

そして、15年前に観たときは、なんだか人ごとで、作られたものを見ているような感覚で、そしてどこかで「フィクションであってほしい」と願ったことを思い出しました。

「観たことある!」と言いながらも、どこかで向き合うのが怖かった作品でしたが、子ども家庭福祉を学ぶ上で、改めて触れておくことにしました。


実際に観てみて「大人の関わりが一つ違えば、現実が変わっていたか」ということを題材に、授業をしてみようと思います。

時がたち、別の作品を見たら感じたことを現れたら忘れてしまうほど純粋な私ではなくなってしまいましたが、映画という媒体を通して、人間の情けなさやだらしなさの中にある、わずかな希望を探し続けたいと思いました。


2020.06.27  がじゅまる情報局

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です