3月のうれしいこと

1年間の園内研究

ある園で、1年間園内研究のお手伝いをさせていただきました。

そもそも研究って何だろう?からはじまり、自分たちの園の保育を、色々な角度から見ていきました。

  • 「どうして職員間で話ができなくなったのかな」
  • 「前は大人も子どもも、もっとおおらかだったよね?」
  • 「そもそも、子どもたちにとって、楽しいってどういうことなのだろう」
  • 「無理やり何かをやらせることは、私たちの目指す保育じゃないよね?」

と、ああでもないこうでもないと話合いながら、あっという間に時間は過ぎていきます。


そして…1ヶ月に一回の訪問の間に、保育士たちが自主的に少人数で集まって話をするようになります。その内容をミドルリーダーがまとめます。

さらに、そのミドルリーダーは「もっと気になったこと」や「自分にできると思ったこと」をこっそりとさりげなく、(園内をうろちょろしながら)保育の中に埋め込んでいきます。

園に行くたびに、何かの要素が増え、保育士たちが自分の事例を楽しく話してくれるようになり、その中で一人一人の保育士の大切にしてきたことや「くせ」や「得意なこと」がみえてくるようになりました。


自分たちでテーマを持って、必要な場面を切り取って、話し合って、言葉をすり合わせていきます。

日々の中で、それぞれの保育者が「自分で育つ力」を付けていきます。


きっと、ここの園の保育士は「誰かの言葉を憶える」とか「真似をして安心する」という学びは、平成の時代に置いてきたのでしょう。

この園の物語は、まだまだこれから続いていきますが、その始まりに立ち合わせていただいたことを、とても嬉しく思っています。


「学ぶことをやめないでいたいと思います」と書かれたミドルリーダーのワークシートに、「学び続けたくなる素材を作り続けたいと思います」と、こっそり心の中でつぶやきました。

2020.03.01 がじゅまる情報局

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