無理と、努力の違い。

保育園では、大人同士でも、子どもたちに対しても『無理しないでね〜』という言葉をよく聞きます。

そもそも「無理」かどうかは、いったい誰が決めているのでしょう。


例えば、1年中半袖で過ごすことで、例えてみましょう。

私は寒がりですので、到底無理です。

しかし、何年も半袖で過ごしてきた人にとって、これは無理なことでしょうか。

はたまた、これまで極寒地域に住んでいた人はどうでしょう。

きっと、同じ「半袖で過ごす」ということでも、無理なことかどうかに、違いが出てくるはずです。


リーダーという立場だと、「今のその人にとって無理なことかどうか」を見極めて、アドバイスすることもあると思います。

一つ例を挙げてみましょう。

保育士2年目のAさんが、保護者に対してクラスの保育について説明をしました。

本人としては精一杯説明をしましたが、10年目の先生と同じように説明ができないことを悔やみ、落ち込んでいます。


けれどそれは、落ち込むに値することなのでしょうか?

この場合、そもそも「無理」をしていることのような気がします。

目標に向かって努力することと、今の時点で「無理」してしまっている事実は、まったく別なのです。


目的は「説明をすること」であっって「10年目の先生のように振る舞うこと」ではないからです。

そして、10年目の先生のような説明をできるようになるためには、

  • 10年目の先生の説明している言葉をよく聞く
  • 説明をしている理由と、内容を項目ごとに整理する
  • 保護者が知りたいことは何かを、適切に判断する
  • 自分がまだ知らないことは、調べて、正しいかどうかを確認する

などの、一つ一つの「努力」が必要です。


無理しないでね〜と、いう声が聞こえた時は「どうしたら、無理にならないのかな?」と、少し考えてみてください。

一つでも答えが出たら、「無理」から「努力」に変わるきっかけになるかもしれません。

時々、ミドルリーダーからの相談を受けます。

ミドルリーダーの経歴は1年目。

「保育」とは、別のスキルが必要です。

保育士何年目にとらわれず、ミドルリーダー1年目に必要なスキルを身につけるよう、意識してみましょう。

次回は、ミドルリーダー1年目に必要なスキルについて、おしらせします!


2019.06.07 がじゅまる情報局

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