ミドルリーダーからの5つの質問(ver.1)

今週最後の園内研修のお仕事は、ミドルリーダー向け。3名のミドルリーダーと、主任保育士、園長の5名の参加でした。

最初に、キャリアアップ研修の仕組みや、役割についての解説、リーダーという立場についての説明などからスタートしました。

思っていること、感じていることをベースにお話を進めていった中で出た、ミドルリーダーからの5つの質問について、1つずつ解説していきます。


ミドルリーダーからのリアルな質問!!

 1・「成長したい」と考えていない職員へのアプローチはどのようにしたら良いでしょう。

 2・どうしてこの人がリーダーなのか。という問いに対して、どのような説明をすれば、納得を得られますか。

 3・園内で、新しい取り組みを始めるにあたり、説明できるだけの知識や納得が自分自身にない場合は、どうしたら良いでしょうか。

 4・言っていることが、明らかに攻撃や批判だと思った場合に、「受け流す」ためには、何を身につけたら良いですか。

 5・「課題を探す」場合に、気になることが多すぎて仕事が手につかなくなりそうです。対処法はありますか。


Q1・「成長したい」と考えていない職員へのアプローチはどのようにしたら良いでしょう。

A・まずは「大人も成長する存在である」ということの解説が必要です。

私たちは、保育の中で、「今まで通り」を続けていくことだけでも、日々が流れていくことを経験しています。

それゆえ、具体的に「やること」を続けない限り、日々が重なっていくことで終わります。起きていることに対応することで、手一杯なのです。

だからこそ「仕事を通して成長することの意味・成長した先に感じること・その効果」を伝えていくことが必要です。

いきなり大きな目標を立てても、継続しませんし、やらされている感覚で行動しても、成長にはつながりません。大事なのは、本人の意思であり、成長を実感していくことです。


例えば、保護者への挨拶がなかなかできない先生がいたとします。

どうにかこの先生に、成長してほしい。挨拶ができるにはどうしたら良いか原因を探ります。

・恥ずかしいのか

・保護者が来たことに気付かないのか

・どのように声をかけたらいいか、戸惑っているのか

・仕事への不安が強く、視界が狭くなっているのか…

いろいろな想定をした上で、原因を突き止め、そのことを解決する手立てを実行していくことで、変化を認識させていくことが、ミドルリーダーの役割とも言えます。

「できないことが悪い」「いつかできるようになるさ」といった、その場しのぎの対応の場合と、丁寧に道筋を示す場合では、1年経つと大きな差になっていることに、説明はいらないですね。


リーダーと言っても、完璧な状態はありえません。

その時々の問題や課題、目的に対して、真剣に、そして柔軟に向き合いながら実験していくことが、ミドルリーダーの姿だと思います。

次回は、 2・どうしてこの人がリーダーなのか。という問いに対して、どのような説明をすれば、納得を得られますか。について、解説していきます。


2019.05.24 がじゅまる情報局

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