テストをめぐって

養成校でのテストが始まりました。2〜3週間前から、落ち着かない様子の学生たち。

性格がよく出るなぁ〜と、ずいぶん昔に学生時代を置いてきた私は、目を細めるばかり。

さてさて、試験問題を作らねば!


ここで今更気付いたのですが…

試験は誰のためにあるのか。

「学生の学んだことの確認をするため」と言うのは当然ですが、一周回って、学生が点数が取れなかったらそれは、責めるべきは学生ではなく、自分だ!ということ。
だからと言って、テストを甘く作ると言うのも本末転倒。

さらに言うと

法律的な問題を暗記させるのも脳がないなぁ。
ケースワークを自由記述で書いてもらうとなると、採点は主観に頼ることになるなぁ。

などなど、考えがまとまらずあーでもない。こうでもない。と、行ったり来たりしておりました。

兼ねてから、保育士における「保護者支援・子育て支援」に必要なものは、知恵と想像力であると考えているため、その類の問題にすることに。
記憶はすぐに曖昧になるし、情報は常に変わり続けるので

1・基本的な知識
例*主な児童福祉施設の名称と役割の一致や、虐待の類型

2・自分の考えを書くこと

3・アイディアを出すこと

この3本柱で、出題することに。

さらに言うと、最後まで粘り強く、考えることを諦めなかったか。

ということを一つの視点としてもつことにしました。

保育士に必要な資質があるとすれば、

1・日々の暮らしに、楽しみと興味を持てること
2・季節のうつろいや、人の小さな変化に気付くこと
3・人の行動の奥に、その人の理由があると思えること

だと思うようになりました。


そしてテストは、

その教科を受け持つ人が
「このことは知っておいて欲しい」と思うことや
「考える時間をもち、自分の頭で捻り出して欲しい」と願っていることを

出すものなのかもしれません。

答案がとても楽しみです。

2020.08.04 がじゅまる情報局